オレンジ旗の製作

オーシャンヨットクラブでは、
スタート練習やコース練習の時に
「ひまわり」のポールに小さなオレンジ旗を揚げていました。

昨年の鹿児島国体の運営艇として
「ひまわり」で出艇したのですが、
南からの波風や雨が強い時、
天井のオーニングの支えとして、
前後に差していました。
あの激しい波で、「ああっ」と思った瞬間に
波間に消えていきました。


それからオレンジ旗がないまま、
練習をしていたのですが、
スタートラインのアピールに、
やはりオレンジ旗が必要でした。
それで、昨日、製作に取りかかりました。

まず、オレンジ色の布から購入です。
谷山の「まきの」に行って探しました。
ちょうど良い色があり、購入しました。

それを4枚作れるように、
39㎝×29㎝にカットしました。



解れないように、端を折り返して、
アイロンで押さえます。



昨年購入したミシンの登場!!
折り返し部分を縫いました。



ハトメを取り付ける部分は、二重に折り返して、
今回は、3箇所にハトメを取り付けます。


ハトメパンチで穴を開けました。


そして。6箇所、しっかりハトメをかしめました。


完成です。予備を入れて2枚できました。


あと2枚作れる生地はストックしておきます。

風でくるくる回るように、
ステンレスで輪っかをつくって、
細いポールに取り付けようと思います。


セーターストッパーの取り付け

ナフコで、径5mm、長さ16mmの
タッピングビスを購入。
平川に着いて、
管理人室からドリル用の延長コードを引きました。

センターのブラックラインを注視して、
センターをシートで固定。
(大学連では、沈から復帰を容易にするために
このシートタイプは使うことができないらしいです。)
センターストッパーを当てて、
ビスを入れる穴に印を付けて
ドリルで2つの穴を開けました。


こうして写真を撮ると、
スナイプのセンターケースが痛んでいるのがよく分かります。

タッピングビスを仮にねじ込んで、
ネジ穴をつくりました。

そして、いよいよ、センターストッパの取り付けです。
コーキングをしっかりして
2本のビスで取り付けました。


これ以上、センターは下がらないようになります。
2段階あり、短い方(②)は、センターがやや下がります。
穴を開けた部分に細いショックコードを取り付けて完成です。
細いショックコードがなかったので、
購入することにします。

1艇取り付けたので、
あと4艇取り付けが必要です。
要領が分かったので、後日実施したいと思います。


オーシャンヨットクラブ定期総会

23日(土)は、
鹿児島オーシャンヨットクラブの
定期総会が開かれました。
場所は、中央駅前イオンの7階会議室でした。

午後5時、27名の参加予定、
18名の委任状提出で、総会開会です。


会長挨拶で、1月に受賞した「クラブ オブ ザ Year」の
報告がありました。
今年で、創立36年目を迎えて、
組織改編の新たな出発になることをお知らせしました。

会議は、
1号議案(活動報告、総括、決算)からスタート。


6号議案(規約改正)まで、
約2時間にわたって、質問や提案、議論がありました。

大きな改正点は、
総務部長を兼ね、クラブを統括する「理事長」役を立てる。
「会長」は、クラブを代表して対外的なアナウンサー役とする。
新たに、「安全部」をつくる・・・。
などでした。

2024年度に向かって、
まず安全第一、そして、セーリング技術の習得・向上、
セーリングの広報と県民を海へ誘う・・・
などの目的達成にクラブ員一丸となって活動していきます。


総会終了後、
今年で総務部長を退任するSYさんの慰労会を
地下屋台村でしようとお店に行きましたが、
どこも満員!!!
仕方なく、ジョイフルに入りました。
ジョイフルで乾杯、「お疲れ様」をしました。


新しく選出された理事のみなさんが、
4月の月例理事会で集まり、
新たな組織配置を決めます。



ルール勉強会

晴天続きの週でしたが、
17日(日)は朝から雨になりました。
こういう日は、「座学」かな。
セーリング連盟では、
この日に「ルール勉強会」を設定していました。
雨の日で、タイミングバッチリでした。

午前9時半、
セーリング連盟ルール委員会の
元津大地さんのルール解説が始まりました。
今回は、インシデントによる審問関係を取り上げてくれました。


参加者は、オーシャンヨットクラブ、
鹿児島国際大学鹿児島大学錦江湾高校、OB、
外洋南九州の40名ほどのみなさんの参加でした。

 

最近では、審問要求書がデジタルになっているようで、
スマホでの審問要求書の記入をしてみました。


分からない事ばかりで、
日本語化、操作のやり方など、
元津さんからいろいろ教えていただきました。


勉強会の最後、本日のメイン、審問体験です。
上マーク回航で、プロテストが出された場面です


このインシデントについて、
参加者全員が抗議艇組、被抗議艇組、ジャッジ組に分かれての
審問体験をしました。

まず、それぞれの組に分かれて対策を話し合います。
抗議艇組・・・


被抗議艇組・・・


ジャッジ組は、両組から出される主張を予想しました。

そして、いよいよ、審問開始


今回は、証言艇の参加もありました。

こうして、1時過ぎまで、
参加のみなさん、貴重な審問等の体験をすることができました。
元津さん、ありがとうございました。



3日の練習日

3日(日)は、2日(土)の強風が止んで、
快晴、そして、穏やかな海況となりました。

午前9時に16名集まりました。
今日の練習コーディネーターはB班です。
5艇の班分けと、練習内容の説明がありました。



5艇の艤装と、マーク等の準備を終えて、
いよいよ出艇です。
その前に、全員でパチリ!!



沖に出ると、穏やかな海況にニコリ!!
北風が吹いていましたが、
すぐに止みました。

しばらくすると、東風になり、マークをセット。
上下のコース練習を開始しました。



だんだん南に振れ、マークを再セット、
サイドマークも打ちました。



ここで、鹿児島大学艇が4艇参加、
鹿児島大学は、4年生の卒部式を前に、
4年生が乗っていました。
合わせて、9艇でのコース練習となりました。



午後は、やや風が上がりました。
5~7mの中、
再び練習開始。トライアル艇は別行動で
3艇でのコース練習にしました。



午後2時半に着艇指示。
今日は、15時からオーシャンの理事会の日でした。
上架して、艇を洗い、
理事のみなさんは、ハーバー2階で
理事会に参加しました。



2023年度最後の理事会です。
23日の総会に向けて、
2024年度体勢や、規約改正などについて話し合いました。


25日(日)のセーリング

25日(日)は、オーシャンヨットクラブの
通常練習日でした。
前日の夜から降り出した雨は、
明け方には止みました。
そして、集合時間午前8時には、
曇り空になりました。

19名が集合しました。
この時期19名とは、すごい!!!


風はほとんど吹いてませんでした。
5艇に3~4人ずつ分かれて班を作り、
交代で乗ることにしました。
スタートと上下のコース練習をします。

出艇後、微風が安定しないのでしばらく待機。


やっと西風になったところで、
コース練習を開始しました。
鹿児島大学艇も2艇加わりました。


3レースの途中で風が止んで、着岸の指示を。


お昼ご飯は陸上でゆっくり摂りました。
その間に、風は北に回って、2m程になっていました。

13時出艇、
南北にマークを打ち、再びコース練習を始めました。


風は若干振れましたが、
みなさん、上手く走って
上を回ってデッドヒートの時も。


15時まで、みっちりセーリングを楽しみました。

 

 

突風12m!!!

11日(日)は、午前9時、
平川に10名集まりました。
天気は曇り、
風予報は、午前中4m程、
午後は6~7mでした。

スナイプを3艇艤装しました。
経験者だけだったので、
コース練習をする準備をして、
9時50分に出艇しました。



北風で、日赤病院からの吹き下ろしで
港内は風が振れまくっていました。
沖に出ると、北風4mで、
安定していました。

本船のアンカーを下ろし、
アーリーで上サイドのマークを打っていました。
その間、本船付近をアビームで走ってましたが、
風はどんどん上がって、6~7m程になりました。

そとて、いきなり10mを越える強風になりました。
これは練習出来ないと、本船に合図して
各艇、本船、アーリーと引き上げました。
港に帰る途中、
さらに風が上がって、12m越えに!!!
ジブだけで走行、約15分。
突風が過ぎると、4m程に落ち着きました。

港内に入ると、1艇が防波堤に横付けになっていました。
メインセールを下ろしてアーリーで救助。
3艇とも無事にスロープに着きました。

こんなに突然風速が上がる経験は初めてでした。
「突然の雷雨、突風が吹く」との予報が、
まさか、平川で吹くとは・・・。